金属管工事

第二種電気工事士

どうもこんにちは、ネコスキです。

宿直勤務から帰ってきて、昼寝して起きて、今は勉強してます。

今日は最も汎用性の高い施工方法である、金属管工事について学習しました。

 

金属管工事は、英語で、Metal pipe constructionです。

メタルパイプコンストラクション。

 

暗記で覚えることは短期記憶で、応用が利かないのであまり意味がありません。

使用する器具や専門用語は大抵、英語の意味があるので、

何かを覚える際には必ず英語でも覚えるようにしてます。

それではいってみましょう!

 

目次

金属管工事とは

金属管工事とは金属製の電線管を使用した配線工事の施工方法のことです。

 

金属管の種類

金属管の種類は主に、薄鋼電線管、厚鋼電線管、ねじなし電線管があります。

 

金属管工事が施工可能な場所

金属管は衝撃に強いので、隠蔽場所、水気の多い場所、展開した場所、乾燥した場所など
すべての場所に使用することができます。

また、引火や爆発の危険がある特殊な場所すべてで施工可能です。
汎用性が高く、頻繁に利用される施工方法の1つです。

 

金属管工事で使用する配線

金属管に使用する配線は、OW線を除く絶縁電線を使用することができます。
より線、または直径3.2mm以下の単線を使用します。

 

金属管工事の注意点

金属管工事の注意点をまとめました。

 

金属管内で電線同士を接続してはならない。

安全のため電線はアウトレットボックスボックス内で接続します。

↑金属管内でつなぐと危険だからですね。

 

金属管工事の屈曲半径

金属管工事における金属管の屈曲半径は、内径の6倍以上でなければなりません。

 

絶縁ブッシングの取り付け

金属管の終端は絶縁ブッシングを取り付けなければならない。
金属管の端は鋭利なので、絶縁ブッシングを金属管の端に取り付けて、電線の被覆を傷つけないように保護します。

絶縁ブッシングは英語で、Insulating bushing (インスレイティングブッシング)と言います。

ブッシング(bushing)とは、軸受筒と言い、穴や管の内面にはめ込む円筒状の部品のことです。
入れ子や、内筒とも言います。

 

金属管をコンクリートに埋め込む

金属管をコンクリートに埋め込む場合は、

金属管の厚さは1.2mm以上なければならない。

↑1.2mm以下だと薄くて破れる可能性があるからですね。

 

金属管への電線を収納する方法

金属管への電線を収納する際には、回路が同じ電線は同じ菅に入れなければならない。

これを電気的平衡を取ると言います。

同じ回路の電線を同じ菅に入れなかった場合、過電流が流れ加熱されてしまうからです。

これを電気的平衡が崩れると言います。

 

金属管の接続

漏電防止のため、金属管同士とアウトレットボックスは電気的にも接続しなければならない。

↑ただ、接続すればよいというわけではなく、金属管やアウトレットボックスも電気が流れるように

しなければならないということですね。

 

金属管工事の接地

金属管は接地しなければならない。

使用電圧が300v以下の場合は、D種接地工事を行う。

使用電圧が300vを超えて、管に簡易接触防護措置を施さない場合は、C種接地工事を行う。

 

接地の省略

金属管工事は接地を行わなければならないが、条件により接地を省略できる場合がある。

 

金属管工事で接地が省略できる条件

・乾燥した場所で、金属管の長さが4m以下の場合
・対地電圧が150v以下で、長さが8m以下の管を、簡易接触防護措置を施した場合。
・対地電圧が150v以下で、長さが8m以下の管を、乾燥した場所に施設した場合。

 

↑金属管工事は接地する必要があるけど、乾燥していて、

金属管の長さが4m以下なら省略しても良いよ。

ポイントは乾燥。

乾燥した状態が電気が流れにくいので、

接地を省略できるということですね。

 

金属管工事のまとめ

とりあえず覚えるべきことをまとめましたが、

これくらいなら簡単に覚えられそうな感じですね。

以上、金属管工事についてでした!

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