金属線ぴ工事

第二種電気工事士

どうもこんにちは、ネコスキです。

勉強して覚えるって、なかなか脳が疲労します。

ブドウ糖の消費が激しいです。今日は休日なので電工2種の勉強。

やっぱりこうやって記事にして書くと、ただ本を読むよりも覚えやすいです。

臨場感が出ますからね。

それでは金属線ぴ工事についてです。英語に訳すと、

metal raceways Construction(メタルレースウェイ・コンストラクション)です。

 

目次

金属線ぴ工事

金属線ぴ工事とは、屋内の乾燥した場所において、
レースウェイや、メタルモールの中に電線を通し、
照明器具やスイッチなどに配線する工事方法のことです。

 

金属線ぴとは

金属線樋(せんぴ)とは、配線を収める樋(とい)のことです。
使用電圧が300v以下の配線に使用します。

 

金属線ぴの種類

金属線ぴの種類は、1種金属製線ぴと、2種金属製線ぴの2種類があります。
1種金属製線ぴはメタルモールを使用し、2種金属製線ぴはレースウェイを使用します。

 

メタルモールとは

メタルモール(Metal mall)
とは、1種金属製線ぴに分類されるもので、円筒状の金属で配線を収める材料のことです。
主に屋内で、照明のスイッチやLANケーブルを露出配線する時に使用します。

 

レースウェイとは

レースウェイ(raceway)とは、2種金属製線ぴに分類されるもので、
主に工場や駐車場などの屋内で、天井から吊り下げて設置し、配線や蛍光灯を配置する時に使用します。
幅約4~5cmのものをレースウェイと呼び、それ以上の大きさのものをダクトと呼ぶのが一般的です。

 

金属線ぴ工事の施工場所

金属線ぴ工事が出来る場所と出来ない場所について。

 

金属線ぴ工事が施工できる場所

金属線ぴ工事が施工できる場所は、乾燥しているで展開した場所。
乾燥している点検できる隠蔽場所です。

 

金属線ぴ工事が施工できない場所

金属線ぴ工事が施工できな場所は、水気や湿気のある場所、
乾燥していたとしても点検できな隠蔽場所です。
屋外や屋側部分への施設も出来ません。

 

↑要するに、樋は濡れる可能性のある場所はダメってことですね。
屋外とか屋側も、さらには点検できない隠蔽場所は、
濡れているかどうかの判断が困難なため禁止というわけですね。

 

特殊な場所での施工は不可

・爆燃性粉塵のある場所、可燃性ガス、引火性物質のある場所、可燃性粉塵のある場所、
危険物等のある場所、その他粉塵のある場所など、特殊な場所すべてで施工は出来ません。



 

金属線ぴ工事に使用する電線

金属線ぴ工事に使用する電線は、OW線(屋外用ビニル絶縁電線)を除いた絶縁電線です。

線ぴ同士や線ぴとボックスは、堅牢かつ、電気的に完全に接続しなければなりません。

 

金属線ぴ工事の接地

金属線ぴ工事は300v以上は施設できません。
使用電圧が300V以下の場合、D種設置工事を行います。
但し、条件を満たすことで、D種設置工事を省略できる場合があります。

 

金属線ぴ工事の接地を省略できる条件

・線ぴの長さが4m以下であり、乾燥した場所に施設する場合。
・対地電圧が150v以下であり、線ぴの長さが8m以下で、簡易接触防護措置を施した場合。
・対地電圧が150v以下であり、線ぴの長さが8m以下で、乾燥した場所に施設した場合。

↑線ぴの長さが4m以下ならいいか。でも乾燥した場所に設置してね。

 

金属線ぴ工事のまとめ

というわけで、まとめますと、

・使用電線はOW線(屋外用ビニル絶縁電線)を除いた絶縁電線。
・金属線ぴ工事は300以上は施工不可である。
・接地はD種接地。
・線ぴの長さが4m以下で、D種接地を省略できる。

 

印象的なのは、線ぴは水気厳禁てことですね。

以上、金属線ぴ工事のまとめでした。

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