どうもこんにちは、ネコスキです。
電工2種の学習計画を立てましたが、早くも怪しくなってきました(;’∀’)
宿直のある日は勉強できないし、
仕事から帰ってきて疲れをとって、家事をして、食事して、
生活時間を差し引いたら、勉強時間があまりとれないことに気が付きました。
とは言え、休日にどんどん学習を進めるのみです。
今日はケーブル工事(Cable construction)に関してです。
さっそくいってみましょう。
ケーブル工事とは
ケーブル工事とは、ビニル外装ケーブルや、ポリエチレン外装ケーブルなどの低圧用ケーブルを使用する工事のことです。施設はすべての場所で可能です。
特殊な場所でのケーブル工事
ケーブル工事は、
・爆燃性粉塵のある場所。
・可燃性ガス、引火性物質のある場所。
・可燃性粉塵のある場所。
・危険物のある場所。
・その他粉塵の多い場所。
でも施工可能です。
但し、工事の際は、MIケーブルを使用する。
鎧(がい)そうケーブルを使用する。
それ以外のケーブルは管等の防護装置に収めるなどの措置を取らなければなりません。
※注意。キャブタイヤケーブルは施設できません。
ケーブル工事の施設は、水気のある場所でもOK。乾燥した場所でもOK。
展開した場所でもOK。隠蔽場所でもOK。
しかも、使用電圧が300V以下でも300Vを超えていても施工できるという。
↑施設施工のどこでも万能選手ですね!
水気のある場所、乾燥した場所、展開した場所、隠蔽場所がOKなのは、
・ケーブル工事
・金属管工事。
・合成樹脂管工事(CD菅除く)。
・2種金属可とう電線管工事。
です。
よし、これらを「場所問わずの四天王」と名付けよう。
原則としてケーブルは壁や柱などの造営材にサドルやステップルなどで固定して使用します。
地中用の配線は必ずケーブルを使用しなければならない。
↑土の中だから腐食とか虫くわれとかありそうだもんね。
ビニル外装ケーブルとは
ビニル外装ケーブルとは、ビニル絶縁体をシースで外装し保護したもの。
シースの保護により物理的に強度や耐久性を高めることができる。
単心は黒
2心は黒・白
3心は黒・白・赤
4心は黒・白・赤・緑
心線とは
心線とは、ケーブルの外装内に収められた電線のことを言う。
屋内や屋外の低圧配線用のケーブルとして最も多く使われています。
最高許容温度は60℃。
ビニル外装ケーブルの形は平形(VVF)と丸形(VVR)の2種類あります。
VVFケーブル
VVFケーブルとは(Vinyl insulated Vinyl sheathed Flat-type cable)
ビニル絶縁・ビニル外装・フラットという意味。
正式名称は「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平型」と言う。
Fケーブル(Flat)、またはVAケーブル(VINYL ARMOR)とも呼ばれる。
導線の太さは主に1.6mmか2.0mmで、600Vまでの低圧屋内配線用として用いられる。
VVFは可とう性があり、平形の形状なので壁や柱に取り付けやすいため、屋内配線に使われることが多い。
2心タイプと3心タイプなどがある。
VVRケーブル
VVRケーブルとは、(Vinyl insulated Vinyl sheathed Round-type cable)
ビニル絶縁・ビニル外装・ラウンドという意味。
正式名称は「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形」と言う。
VVFと構造はほぼ同じで、外装が丸型が特徴。
処理に手間がかかるため使用頻度は低い。
SVケーブル(Sheathed with Vinyl cable)とも呼ばれている。
低圧の引き込み用に良く使われます。
ケーブル工事の注意点
ケーブル工事を行う際の注意点です。
ケーブル接続はジョイントボックス内で行う
ケーブルの接続はジョイントボックス内で行わなければならない。
↑それ以外で接続したら危険だからね。
屈曲半径はケーブル外径の6倍
原則として、屈曲半径はケーブル外径の6倍以上なければならない。
ケーブルの支持点間隔は2m以下
ケーブル工事の際、造営材の側面、下方の施設は、ケーブルの支持点間隔を2m以下にしなければならない。
↑支持点間隔が2m以上だと外れやすくなる & 外れたら危険だからですね。
ただし、接触防護措置を施した場所で、垂直に取り付ける場合は6m以下にすることができる。
↑垂直なら横に広くないし、支持点間隔は3倍の6mでも大丈夫ってことですね。
接触防護措置とは
接触保護措置とは「電気設備の技術基準の解釈」の用語の定義として、次のいずれかに適合するように施設することを言います。
イ.設備を、屋内にあっては床上2.3m以上、屋外にあっては地表上2.5m以上の高さに、かつ、人が通る場所から手を伸ばしても触れることのない範囲に施設すること。
ロ.設備に人が接近又は接触しないよう、さく、へい等を設け、又は設備を金属管に収める等の防護措置を施すこと。
要するに、
電線は危ないから、容易に人が触れやすい所に設置しちゃだめですよ。
人が触れやすい場所なら、柵とか塀とかを置きなさいよ。
でなきゃ、電線は金属管に収めて防護しなさいよ。
ということですね。
ケーブル工事の防護措置
ケーブル工事の際、重量物の圧力、または著しい機械的衝撃を受ける場所では、
金属管に収めるなどの保護装置を設けなければならない。
↑保護装置の金属部分に関しては、金属管工事に準じた設置が必要です。
ガス管、水道管、弱電流線と接触注意
ケーブルは、ガス管、水道管、弱電流線(電話など)とは触れないようにしなければならない。
↑接触したら危ないから、安全のためですね。
ケーブル同士の遠隔距離に規定無し
ケーブル同士、電線相互の遠隔距離に規定はありません。
↑え、そうなん?
それでええんか。
ケーブルで保護されてるし、まあ大丈夫でしょって感じかな?
ケーブル工事のまとめ
ということで、ケーブル工事について勉強しました。
細かいことはさておき、
言ってることは、
「安全に設置してね」
あとは、数値をちゃんと覚えましょう。
ということですね。
以上、ケーブル工事についての学習でした!
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