どうもこんばんは、ネコスキです。
仕事から帰ってきました。
電工2種の勉強をすることになったのですが、
やっぱり仕事が終わってからだと気力体力の消耗が激しいです。
しかしやらないといけないので、
寝る前の1時間くらいを勉強時間に当てています。
電工2種の参考書を読んでますが、
色んな意味で記事化するのが難しく感じます。
読んでいくと、配線設計や電気工事に関しては比較的説明しやすそうだったので、
それらを中心に学んだことを記事化していこうと思います。
今日は引込線や引込口配線についての勉強したことをまとめました。
引込線
引込線とは電柱から家につなげられている電線のことです。
各家庭はこの引込線から電気の供給を受けています。
引込線の取り付け位置
引込線の取り付け点の高さは4m以上なければならない。
但し、交通に支障がなければ高さは2.5m以上であればOK。
↑配線を取り付ける位置が低かったら触る可能性があって危険だよね。
架空引込線とは
架空引込線とは、配電線から空中を架け渡す引込線のこと。
道路横断の場合、架空引込線の高さは5m以上なければならない。
↑トラックが通っても引っかからない高さってことだよね。
鉄道が横断する場合、架空引込線の高さは5.5m以上なければならない。
↑電車が通ってもも引っかからない高さってことだよね。
引込線の素材と直径
引込線は、直径2.6m以上の硬銅線のケーブルまたは絶縁電線でなければならない。
ただし、径間が15m以下の場合、引込線の太さは2.0m以上で良い。
径間とは、電柱など隣り合う二つの支持物間の距離のことです。
↑硬銅線とは字のごとく硬い銅線のことですよね。
不思議なことに「硬銅線とは」と、グーグルで調べても定義が出てきません。
屋外だから強度が必要だから硬銅線のケーブル。
さらに、直径2.6m以上ないとだめってことですね。
ちなみに、軟銅線とは、硬銅線を焼きナマしながら所定の直径になるよう引き延ばした物らしいです。
そのまま軟らかい銅線のことですよね。
銅線の導電率
さらに導電率(電気の通りやすさ)は、
硬銅線の導電率96~97%
軟銅線の導電率98~100%
と、軟銅線の方が導電率は良いそうです。
木造建物の引込口配線の注意
木造建物の引込口配線には、金属管や金属外装ケーブルは使ってはいけない。
↑金属だと漏電して火災になる可能性があるからですね。
引込開閉器
引込口に近い場所で、容易に開閉できる場所に、引込開閉器を施設しなければならない。
一般的には、配線用遮断器などの開閉器および、過電流遮断器を設置します。
引込開閉器とは
引込開閉器とは、引込点の最初に設置する盤のことです。
開閉器や電力量計を収容します。
↑引込口に近い場所、容易に開閉できる位置ってのがポイントですね。
届かなかったら意味ないですからね。
配管用遮断器(ブレーカー)とは?
配線用遮断器とは、過電流遮断器の一種であり、
過電流が流れた時に、電路を遮断する機器のこと。
英語で、Molded Case Circuit Breaker (MCCB)と言います。
ノーヒューズブレーカー。いわゆるブレーカーのこと。
図記号では□内にBの文字。
過電流が流れた場合、損傷防止のために、一次側からの電源供給を遮断します。
ナイフスイッチ(開閉器)とは
ナイフスイッチ(knife switch)(開閉器)とは、レバー操作で回路を開閉する機器のこと。
一般的にナイフスイッチとは、カバー付ナイフスイッチ
(略称CKS。Covered Knife Switch)のことを指す。
図記号では□内にS。(スイッチのS)
別棟へ引き込む場合
母屋から屋外配線を経由して別棟(べつむね)に引き込む場合も同様に、
引込開閉器を施設しなければならない。
ただし、使用電圧が300V以下、かつ、母屋の20A以下の配線用遮断器(ヒューズの場合は15A以下)
で保護される屋内電路から接続し、屋外部分の配線が15m以下の場合は、
引込口の引込開閉器の施設は省略することができる。
別棟に引込開閉器を施設しなくても良い条件。
・使用電圧が300v以下。
・母屋の20A以下の配線用遮断器(15A以下ヒューズ)から引込んで接続。
・屋外配線部品が15m以下。
引込線・引込配線のまとめ
・引込線の取り付け点の高さは4m以上なければならない。
・引込線は、直径2.6m以上の硬銅線のケーブルまたは絶縁電線でなければならない。
・木造建物の引込口配線には、金属管や金属外装ケーブルは使ってはいけない。
・引込口に近い場所で、容易に開閉できる場所に、引込開閉器を施設しなければならない。
・引込開閉器とは、引込点の最初に設置する盤のことで、
一般的に配線用遮断器(ブレーカー)などの開閉器、ナイフスイッチ(開閉器)および、過電流遮断器などのことをいう。
以上、引込線と引込口配線についてでした。
お疲れ様でした!
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