地中配線

第二種電気工事士

地中配線。英語の訳では、Underground wiring。

地中埋没工事についての勉強です。

電工2種では直接埋没式の出題がほとんどなので、学ぶことは少ないようです。

それではいってみましょう。

 

目次

地中配線とは

地中配線とは、地中埋没工事、あるいは地中の配線状況のこと。
地中埋設工事とは、配線(ケーブル)を地面の中を通す工事のことです。

主に屋外にある照明への配線が一般的に多く見られます。


 

地中埋設工事の種類

地中埋設工事には、直接埋設方式、管路式、暗きょ式の3種類あります。
第二種電気工事士の筆記試験では、直接埋設式の問題がよく出題されます。

・直接埋設方式(電工2種ではこれが出る)

・管路式

・暗きょ式

 

地中埋設工事の注意点

地中埋没工事の注意点について説明します。

 

地中埋没工事の地中電線はケーブルでなければならない。

地中埋没工事で使用する電線はケーブルでなければなりません。

↑絶縁電線だと地中で劣化とかしそうですもんね。

 

重量物の圧力を受ける場所の埋没の深さは1.2m以上

道路など、重量物の圧力を受ける場所の埋没の深さは1.2m以上でなければならない。

↑1.2mより浅いとコンクリートトラフとか、ダメージ受けそうですもんね。

 

重量物の圧力を受けない場所の埋没の深さは0.6m以上

重量物の圧力を受けない場所の埋没の深さは0.6m以上でなければならない。

↑特に地上から圧力を受けなければ、半分の0.6mあれば大丈夫でしょう。

 

ケーブルはトラフに収納する

ケーブルはトラフ(とい)などの防護物に収納して埋没させなければならない。

また、重量物の圧力を受けるおそれがない場所に施設する場合は、
トラフでなく、ケーブルの上部を堅ろうな板で覆っても良い。

↑重量物の圧力を受けないから、トラフでなく、堅牢な板でも良いんですね。

でも。堅牢な板だとケーブルが汚れる感じが嫌だから、
自分的には、トラフにした方が良いと思います。

 

トラフ(Trough)とは

トラフ(Trough)とは、電線などを収納する細長い樋状の線路収容材のことを言います。

 

金属がい装を有するケーブルは保護装置不要。

金属がい装を有するケーブルは、保護装置なしに直接埋没することができます。

↑金属ですでに保護されているから、トラフ無しで良いんですね。

 

地中配線のまとめ

ということで、
電工2種で扱うのは直接埋没式だけなので、
地中配線は割と簡単でしたね。

 

埋没の深さは、
圧力なかったら0.6m。
圧力あれば1.2m。

直接埋没にはトラフを使う。

以上。

めっちゃ簡単ですね。

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